「第一話」 水術による救世主、脅威の怪物

「逃げろ、逃げろ」と、少年が転げ回るようにしてねげていた。その後ろから、「待て小僧食ってやる」と、牛のような怪物が追いかけている。既にこの怪物は、少年の家族や村の人達等を食い殺している。この少年は少し足が速いから生き延びていたのだ。この少年の名は、犬山健一という。健一は必死で逃げた。しかし、行き止まりになってしまった。健一は今にも、怪物に食い殺されてしまいそうになっている。その時、水術 斬(すいじゅつ ざん)といい、現れた男がいた。その直後、牛の怪物の胴体の上半身半分から水が吹き出て、切断された。その男は、青森勇次という名の男だった。(あ、、、ありがとうございます)と言った健一に「ああ」とだけ答えた勇次は、あることに気づいた。健一の潜在能力が明らかに高いのだ。これは、怪物と戦い討伐する組織である滅鬼隊にはいった方が良いのではないかと勇次は考えた。そこで勇次は、健一に「滅鬼隊に入らないか?、滅鬼隊は、今みたいな怪物と戦い、討伐し、人を守る隊だ。お前も仲間になって一緒に人を守ろうではないか。」と、滅鬼隊に入ることを勧めた。健一はしばらく考えた後にコクリとうなずき、滅鬼隊に入ることを決心した。・・・・・がどうしたら滅鬼隊に入ることができるのかわからないので、そのことを聞いた。すると、勇次は、「隣の山の山川山に住んでいる、さじという人のところにいけ。そこで詳しいことは聞け」と答えた。・・・・2時間後健一はまたもや追いかけられている。こんどはうしではなく豚のような怪物に追いかけられている。今度こそ死ぬ本当にそう思った。だけど、なんとか、さじがいるという場所に近づいている。もしかしたら、さじという人が助けてくれるかもしれないと思ったからだ。おもった通り近づくと、老人が出てきて、助けてくれた。おそらく、さじという人だろう。老人は、豚のような怪物を一撃で倒し、健一に聞いた。「私はさじという者だ何をしに来た」威厳のある声だった。健一は「勇次という人に言われてきました。」と答えた。するとさじは、「では、修行をしに来たのだな。」と言った。健一は心のなかで(修行をしに来た?え・・・・・・なんで?)と思った。勇次はさじにあったあとのことを健一に教えるのを忘れてしまっていたのだ。その後、健一は、渋々修行をやることとした。それから1年半、健一はきつい修行を休まずにやり続けた。そのおかげで健一はとてつもなく強くなることができた。ある日の正午、昼食が終わった後、健一はいつも正午に行う基礎体力向上訓練の「正午の基礎トレ」に向かおうとすると、なぜか、さじは一人ではなく様々な人と一緒にいる。健一がびっくりすると、さじが「お前はだいぶ強くなった。だが、まだ強さが足りず怪物との戦いで命を落としてしまうかもしれん。だから今日はテストをしてお前の強さを確かめることとした。後ろにいる者は、今日のお前のテストで敵役になってくれる私の弟子たちだ。弟子の中ではかなりの手練を集めた者たちだ。 今から、お前にテストの内容を説明する。ここから2キロメートルほど離れたところにある箱にこの紙を入れて、その後、箱にもともと入っていた紙をさらにそこから5キロメートル離れた百仙山の頂上においてある箱に入れるのじゃ。」と言った。健一は、突然の展開に驚き、戸惑ったが、なんとか立ち直り、気になっていたことを聞いた。「え・・・・それだけ?」さじはその言葉を聞くと、「ああ、それだけではない。この後2時間後になったら、私の後ろにいる者たちが、お前を邪魔しに来る。」と返した。健一は、「わかりました。」と言い、急いで箱の方に向かっていった。健一が行った後、さじが後ろの者たちに「捕まえたとしても、決して殺すなよ」と言った後ろの者たちの中で、一人が代表して、「御衣」といった。よく見ると、あの青森勇次ではないか。勇次もさじの弟子だったのだ。その頃、健一は全速力で走っていた。急いでたどり着けば、邪魔をされずに済むと思ったからだ。しかし、1時間50分後、百仙山の頂上目前で、追手に追いつかれた。幸い、追手たちの中では足が速いが、それ以外は大したことないやつだったので倒すことができた。だが、弱い追手に気を取られているうちにもうひとりの追手に追いつかれてしまった。その相手はかなり強かったので、健一は逃げた。・・・と見せかけや健一は振り返り、切りつけた。だがかわされた。直後に目の前から短剣が、来た。健一がジャンプで避けて、体制が崩れてしまったところに本物の槍が襲ってくる。もはや、相手は、健一を本気で殺す気満々だ。健一は、とっさに、刀を抜き槍を弾いた。だが、相手は止まらずこちらに向かってくる!健一は死ぬかも、と思った。だが、その後健一はとてつもない力が体中から湧き出るような感じがした。健一は襲ってきた相手の剣を素手で粉々にして、そのまま殴りつけた。相手は「ぎゃ」と悲鳴を上げ倒れた。健一は、急いで箱の中に紙を入れた。ここで、第1話終了です。少し長くなってしまいすみません。続きも作りました!!!!

 

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